禁酒の好転反応はいつから?いつまで続くのか|適切な対処法も紹介

健康のためにお酒をやめたいと考えていても、「禁酒後は好転反応という不快な症状に襲われる」なんて聞くと不安になりますよね。

そもそも禁酒後に起こる好転反応とは何なのか、いつからいつまで続くのか、こういった疑問をお持ちの方も多いでしょう。好転反応とは、体内から毒素を排出する際に起こる一時的な体調不良のことです。

この記事では、禁酒したあと「いつから」好転反応が出てくるのか、またどんな症状が出てどのように対処すればよいのかを解説します。

好転反応に関する疑問だらけで禁酒するのをなんとなく不安に感じている人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

目次

禁酒の好転反応はいつから起こる?

ここでは、禁酒の好転反応が体に現れてから消失するまでの期間について解説します。

ただし、体質やアルコール依存の程度による個人差がかなり大きく影響することに留意しましょう。

一般的に好転反応は数日以内に始まり、数日から数週間続くとされています。

それでは見ていきましょう。

【いつから】個人差はあるが数日以内に始まる

禁酒の好転反応は多くの場合、酒をやめてから数日以内に始まります。

ただし、これには個人差があり、

  • 体質
  • 飲酒していた期間
  • アルコールに依存していた程度

などの要素が大きく影響してくるでしょう。

一般的に体の変化を感じ始めるのは、禁酒して3~7日程度経ってからです。

【いつまで】数日から数週間続く

では好転反応がどのくらい続くのかというと、こちらも人それぞれであり、だいたい数日から数週間というところです。

それまで日常的に大量のアルコールを接種していた人ほど、好転反応がなくなるまでに時間がかかる傾向にあります。

飲酒歴のほかに、

  • アルコールの代謝能力
  • 生活習慣

なども好転反応の継続期間に影響してくるでしょう。

通常は1~2週間程度で終わるものと考えて構いません。

そもそも好転反応とは

ここからは、そもそも好転反応とは何かを解説します。

  • 好転反応の定義
  • 好転反応の種類
  • 好転反応と離脱症状の違い

上記3つのトピックについて説明するので、「好転反応とは具体的にどんな症状を指すのかを知りたい」という人は必見ですよ。

好転反応の定義

好転反応とは、体に悪影響を与えていた物質(アルコールやニコチンなど)を断ち切ったあとに、一時的に体調が悪化するように感じられる現象のことです。

整体や鍼などのメンテナンスを受けたあと、体が正常に戻っていく過程で起こる場合もあります。

よくある症状として、

  • だるさ
  • 眠気
  • 痛み

などがありますが、すべて体が健康な状態に向かって変化しているプロセスなので心配はいりません。

好転反応の期間が終わると、体の調子が以前より明らかによくなっていることに気づくはずですよ!

好転反応の種類

好転反応には、大きく分けて下の4種類があります。

また体が回復するプロセスは段階的なものであり、以下の順になることが多いでしょう。

  • 弛緩反応
  • 過敏反応
  • 排泄反応
  • 回復反応

それぞれの反応がどのくらいの期間、どんな強さで出てくるかには個人差があります

1つずつ見ていきましょう。

弛緩反応

体が緊張から開放されリラックスすることで起こる反応で、自律神経の働きが大きく関係しています。

今までアルコールありきで生活していた体から突然アルコールが抜けると、自律神経もバランスを変えなければなりません。

筋肉に力が入り常に運動していたような体の状態から、寝ているときのような落ち着いた状態へと変化してきます。

そうした変化の中で体に現れてくるのが、弛緩反応だと考えればよいでしょう。

例:体のだるさ、疲れ、発熱、眠気

過敏反応

体が外部からの刺激に対し敏感になる反応です。

アルコールを日常的に摂取していると、体はその分解作業に追われるため、内臓や神経の働きが鈍くなっています。

禁酒してアルコールがなくなるとそれらの働きが正常になり、

  • 今まで悪くなっていた血行がよくなる
  • 痛みを感じやすくなる

などの変化が感じられるでしょう。

冷えた体で温かいお風呂に入ると、急に血行がよくなって体がかゆくなる…といった経験はありませんか?

あの状態をイメージすると、過敏反応はわかりやすいかもしれませんね。

例:身体の痛み、かゆみ、頭痛、発汗

排泄反応

一般的に「デトックス」と言われるもので、体内に溜まっていた毒素が排出される過程で起こる反応のことです。

日常的に飲酒していると、体内に入ってきたアルコールを分解するために肝臓はフル稼働しなくてはなりません。

禁酒すればそちらの作業が不要になり、毒素を排出する働きが高まります。

にきびや吹き出物ができると気分も落ち込むかもしれませんが、数日で落ち着くのであまり心配しないでくださいね。

例:発汗、濃い色の尿、尿量の増加、にきびの出現、下痢など

回復反応

体全体の機能が回復していく過程で起こる反応です。

それまでアルコールでダメージを受けていた体の各所が正常化すると、

  • 代謝がよくなる
  • 血行が促進される
  • 毒素が排出される

などさまざまな変化が起こります。

こうしたそれぞれの変化を受け、トータル的に体が回復していく中で起こるのが回復反応です。

例:体温の上昇、食欲増進

好転反応と離脱症状の違い

好転反応とよく似た「離脱症状(退薬症状、禁断症状)」と呼ばれるものがあります。

2つの違いをまとめた表を見てみましょう。

項目好転反応離脱症状
症状体が健康な状態に戻る
過程で起こる一時的な症状
依存していた物質が
体から抜ける際に起こる不快な症状
症状が
起こる理由
毒素や老廃物が排出され
体が変化しているため
依存していた物質(アルコールなど)を
体が渇望するため
継続期間数日から数週間数日から数週間
※依存度によっては数ヶ月
通院の必要性なし症状による
好転反応と離脱症状の違い

体に現れてくる症状としてはよく似ていますが、この2つはまったく別物です。

離脱症状の場合、それまでのアルコール依存の程度によってはかなり苦しい症状が出ることもあるでしょう。

動悸や震えなど、日常生活に支障を来すかもしれません。

「今出ているのは離脱症状かもしれない」と思った際には、無理をせず医者にかかることをオススメします。

禁酒の好転反応で起こる症状

好転反応では、さまざまな不調が体に現れてきます。

代表的なものを挙げてみましょう。

  • 頭痛
  • 眠気
  • 肩こり
  • 下痢
  • だるさ・疲労感
  • 食欲不振
  • 肌荒れ・むくみ
  • その他の不調

禁酒ではまったく症状が出ない人がいる一方で、複数の不調に悩まされる人もいます

なぜこのような症状が出てくるのか、1つずつ説明します。

頭痛

禁酒後に頭痛の症状が出てくる人は少なくありません。

人によって、

  • 頭が重い
  • ズキズキと痛む
  • 圧迫されているように感じる

など、症状はさまざまです。

頭痛は好転反応の中でいうと弛緩反応や過敏反応にあたり、アルコールの作用が消えて血流が悪くなったりしていることが原因として考えられます。

頭痛の強さや持続時間には個人差がありますが、通常は数日から1週間程度で回復していくでしょう。

眠気

好転反応として、禁酒後に強い眠気を感じる人もいます。

アルコールによって乱れていた自律神経が整い始め、睡眠サイクルが変化するからです。

また眠気とはまったく逆に禁酒で不眠気味になる人もいますが、こちらも理屈は同じです。

眠いときにはしっかり適度に眠り、寝られないときにはリラックスして体を休めるよう心がけましょう。

肩こり

禁酒後に肩こりが悪化したり、今までなかったのに肩がこるようになったりすることがあります。

原因は主に以下の2つです。

  • アルコールの鎮痛作用がなくなった
  • アルコールで知覚が鈍っていた

肩周りの筋肉は緊張して疲労が溜まりやすい場所ですが、酒で「気づいていなかった」というパターンが多いのです。

肩こりはあまり気分のよいものではありませんが、「今までは感じられていなかった」ものを感じられるようになったとして、前向きに受け止めてみましょう。

ストレッチや軽い運動を行ったり、マッサージをしてみたりするのも効果的です。

下痢

「禁酒後に下痢をしやすくなった」という人は、アルコールで腸がダメージを受けていたのかもしれません。

東北大学大学院の教授が久里浜医療センターやその他の機関と共同で行った研究において、「長年の多量飲酒は腸内環境を乱し大腸がんリスクを増大させる」という事実が明らかになりました。

禁酒すると、それまでアルコールで乱れていた腸内環境が整い始めます。

また、下痢は体内に蓄積した毒素を排出しようとしている働きでもあります。

下痢の際は十分な水分補給と、消化に優しい食事を心がけるようにしましょう。

だるさ・疲労感

禁酒すると、全身のだるさや疲労感を感じることがあります。

  • 体がアルコールなしの状態に適応しようとしている
  • 長年のアルコール摂取による栄養不足や代謝の乱れが影響している

上の2つが主な原因として挙げられます。

「なんだかよくわからないけど禁酒するとだるい」というのは、好転反応で一番多い症状かもしれません。

だるいからといって寝てばかりいると筋肉の低下につながるため、軽い運動や散歩などを取り入れて、適度に体を動かすことも大切です。

食欲不振

禁酒後、しばらく食欲が落ちる人もいます。

これには以下のような理由が考えられるでしょう。

  • アルコールによって乱れていた消化器系が正常化し始めたから
  • 今までアルコールが過度に食欲中枢を刺激していたから

大切なのは無理に食べず、栄養バランスの良い軽めの食事を規則正しくとることです。

消化によいものを中心に、少しずつ量を増やしていきましょう。

肌荒れ・むくみ

とくに女性に多いのが、「禁酒で肌が荒れた」、「むくみが目立つようになった」という悩みでしょう。

体内に蓄積された毒素が排出されると、吹き出物やにきびができることもあります。またアルコールを摂取しなくなったことで、水分代謝のバランスが変化し「むくみ」に影響するかもしれません。

たいていは数日でおさまるため、過度に心配しないようにしましょう。

スキンケアにも注意し、必要に応じて保湿などに取り組んでみてくださいね。

その他の不調

今まで挙げたもの以外に、禁酒の好転反応で以下のような症状が出ることもあります。

  • 不安感や気分の落ち込み
  • 発汗
  • 胃もたれ、胃のむかつき
  • めまいや立ちくらみ

これらの症状は個人差が大きく、すべての人に現れるわけではありません。

飲酒期間や依存の程度、個人の体質などによっても異なるため、どうしても心配な場合は医療機関に相談してみるのもよいでしょう。

禁酒の好転反応への対処法

ここでは、禁酒して好転反応が出てきた場合どのように対処すべきかを解説します。

具体的には以下の3つです。

  • 基本的には休息をとる
  • 体を冷やさないように注意する
  • 場合によっては医療機関へ

それぞれ説明します。

基本的には休息をとる

好転反応が起こっている間は、新しい体に生まれ変わるための大切な期間です。

また、体が毒素や老廃物を排出するのにもエネルギーが必要になります。

そのため、積極的に体を休めるように努めましょう

意識して十分な休息をとるには、以下のような方法を試してみてはいかがでしょうか。

  • 7〜9時間程度の十分な睡眠時間を確保する
  • 昼寝や短い休憩を取り入れてみる
  • 家や職場でリラックスできる環境を整える
  • ストレスの少ない生活を心がける

無理をせず、体調に合わせてゆっくり日常生活に戻っていきましょうね。

体を冷やさないように注意する

禁酒中は休息をとることが第一であるため、体を冷やさないように注意しましょう。

体が冷えると内臓の働きが悪くなり、免疫機能の低下や体調不良を招きます

また、禁酒すると自律神経のバランスもこれまでと変わるため、体温が変動しやすいことにも注意が必要です。

体を温めるには以下のような方法がオススメです。

  • 1枚多く羽織るなど、暖かい服装を心がける
  • 入浴時に湯船につかる
  • 冷たい食べ物や飲み物を控える

特に就寝時は体温が下がりやすいので、寝具や室温にも気を遣ってみましょう。

場合によっては医療機関へ

通常、好転反応は数日から長くても数週間でおさまるため、あまり心配する必要はありません。

ただし症状が長引いたり悪化したりする際には、医者にかかることも検討しましょう。

個人の健康状態や飲酒歴によっては、より専門的なケアを必要とする場合があるからです。

以下のような場合は、医療機関への受診を考えましょう。

  • 症状があまりにも長く続く
  • 激しい頭痛や吐き気ある
  • 高熱が出る
  • 幻覚や錯乱状態が現れる
  • 激しい不安感や抑うつ状態が続く

医療機関で適切な治療やアドバイスを受けると、安心して症状が落ち着くかもしれません。

また、「好転反応だと思っていたのに実は重篤な病気だった」ということもあり得ます。

禁酒中はただでさえナイーブになる時期ですので、医者にかかることを恥ずかしいと思わず無理のないように過ごしましょうね。

禁酒の好転反応後の変化

ここからは禁酒の好転反応を乗り越えたあと、どんな変化が起こるのかを解説します。

  • 睡眠の質が上がる
  • メンタルが安定する
  • 肝臓など内臓の働きが改善する
  • ダイエット効果がある
  • 美肌になる
  • その他の体の不調がなくなる

好転反応は体の毒素や老廃物を排出する働きなので、反応が起こったあとは体のポジティブな変化に驚くかもしれません。

一つひとつ説明します。

睡眠の質が上がる

禁酒を続けると、睡眠の質が大幅に向上します。

アルコールには睡眠サイクルを乱す作用があり、寝ている間も肝臓に働き続けることを強要するため、浅い眠りしか得られません。

禁酒するとアルコールの影響を受けなくなるため、良質な睡眠を取り戻せるのです。

具体的には以下のような変化が見込めます。

  • 寝つきが良くなる
  • 夜中に目覚めることがなくなる、または減少する
  • 深い眠りが得られる
  • 朝の目覚めがすっきりする

良質な睡眠は生活の満足度を上げてくれ、集中力や生産性の向上を実感できるでしょう。

メンタルが安定する

禁酒を続けると、メンタル面が安定します。

脳内の神経伝達物質(GABAやグルタミン酸など)のバランスを乱すアルコールの影響を受けずに済むからです。

禁酒後は以下のような変化が期待できます。

  • 不安感や抑うつ感が低下する
  • 感情のコントロールが容易になる
  • ストレス耐性が上がる
  • 前向きな思考が増える

メンタルが安定すると仕事や家庭生活でのパフォーマンスも向上し、より充実した日々を送れるでしょう。

肝臓など内臓の働きが改善する

アルコール摂取で、実はさまざまな臓器に負担がかかっていることはご存知でしょうか?

禁酒で肝臓やその他の臓器の働きが改善するため、以下のような変化が見られるでしょう。

  • 肝機能の数値が正常化する
  • 胃や腸など消化器系の不調が減る
  • 血圧が安定する
  • 将来的な病気のリスクを減らす

上で挙げた内臓へのメリットは、ほんの一例に過ぎません。

禁酒で健康な体を取り戻せるだけでなく、将来的な疾患のリスクが減ることにも注目したいですね。

ダイエット効果がある

禁酒すると体重が減り、ダイエットにつながるという声をよく耳にします。

なぜ酒を断つとダイエット効果があるのか、主な理由を4つ挙げてみましょう。

  • 余分なカロリー摂取がなくなる
  • 腸内環境が整う
  • 代謝機能が正常化する
  • 運動への意欲が高まる

これだけの要因があれば、たしかにダイエットに役立ちそうですね。

ただし、どのくらいダイエット効果があるのかは人によるため、常に栄養バランスのよい食事と適度な運動を心がけましょう

美肌になる

禁酒すると肌質が改善され、美肌になります

アルコールには脱水作用があるため、飲酒すると知らないうちに肌の乾燥を招いているのです。

また、分解しきれなかったアルコールは体内に留まって「糖化」し、シミやくすみなどの原とになってしまいます。

肌質の改善は、早い人だと禁酒後の数日で実感できるそうです。まずはお試し期間として、1週間酒断ちしてみるのはいかがでしょうか。

その他の体の不調がなくなる

禁酒を継続すると、これまで見てきた以外にもさまざまな体の不調が改善されます

いかにアルコールが体全体に影響を及ぼしているかがわかりますね。

人によっては、下で挙げているような変化が見られるでしょう。

  • 頭痛が楽になる
  • 関節痛が和らぐ、またはなくなる
  • アレルギー症状が起きにくくなる

体の各部位の働きは複雑に、密接につながり合っているため、禁酒すれば他にも思わぬ効果が期待できるかもしれませんよ。

禁酒と好転反応に関するQ&A

ここからは、禁酒と好転反応に関する疑問にQ&A形式でお答えします。

  • 1週間禁酒するとどんな効果がある?
  • 禁酒で肝臓がきれいになるまでにはどれくらいかかる?
  • 禁酒が「メンタル最強」と言われるのはどうして?

それぞれ順番に見ていきましょう。

1週間禁酒するとどんな効果がある?

1週間禁酒すると、主に以下のようなプラスの効果が期待できるでしょう。

  • 内臓の調子が整い、なんとなく体調がよくなる
  • 体の免疫力が上がる
  • 良質な睡眠がとれ、目覚めがよくなる
  • ストレスが減る
  • 自己肯定感が上がり、集中力がつく

ただし、効果の現れ方や程度には個人差があります

また禁酒のプラス効果と並行して、好転反応が現れてくるかもしれません。

どちらが強く出るかは人それぞれですが、好転反応を終えた後は以前より健康な体になっているはずですよ。

さらに1週間の禁酒は長期的な禁酒のよいきっかけにもなるため、機会があればぜひチャレンジしてみましょう。

禁酒で肝臓がきれいになるまでにはどれくらいかかる?

肝臓が機能を回復するまでの期間には個人差があります

  • これまでの飲酒歴
  • アルコール分解能力などの体質
  • 生活習慣

上で挙げた3つの要素が主に影響してくるでしょう。

一般的には、肝臓の健康状態を示す数値である、

  • AST(GOT):肝細胞がなんらかのダメージを受けていることを示す指標
  • ALT(GPT):ASTとの数値のバランスを見て、どこに問題があるのかを探るための指標
  • γ-GTP:肝臓に負担がかかっているかを見極める指標

の値は、2~3週間の禁酒で改善するとされています。

定期的に健康診断を受けて、自分の身体の状態を客観的に知っておくことが大切ですね。

禁酒が「メンタル最強」と言われるのはどうして?

禁酒が「メンタル最強」と言われるのは、以下のような理由があります。

  • 睡眠の質が向上するため、ホルモンバランスが整う
  • ストレスへの耐性が高まる
  • クリアな思考や判断ができる
  • 自己肯定感が上がる
  • 禁酒を成し遂げた達成感や自信が得られる

「お酒はストレス解消によい」とよく聞きますが、実はこれは誤りで一時しのぎでしかありません。

根本的な問題解決にはならず、次第に飲酒量が増えてさらなるストレスを招きます

人によってはアルコール依存症やうつ病を発症することにもなりかねないため、「ストレス発散のために酒を飲む」ことは勧められません。

アルコールを控えると体の調子もよくなり、良質な睡眠がとれることから、メンタルの安定にもつながるのです。

まとめ

今回は禁酒後に起こる好転反応とは何か、いつから始まっていつまで続くのかについてお伝えしました。

好転反応についてよく知らないために「何となく怖い…」と感じ、禁酒をためらっている人も多いことでしょう。

体内のアルコールを排出し、体質を変えて新しい自分に生まれ変わるまでの大切なプロセスが好転反応です。そうだとわかれば、一歩踏み出す勇気も湧いてきませんか?

禁酒が成功して、アルコールの影響を受けない健康的な日々を手に入れられますように!

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